以前にも書きましたが、当寺に秋葉権現様をお招きしました。一応は祀られていることになっていましたが、御尊像はありませんでした。
火伏せの神としか知らなかったわけですが、説明するにも知らないことばかりでは恥ですので、少しは知識を蓄えることができました。
それに併せてごく一部ですが、天狗さんのお姿の御札を集めてみました。
日本各地の天狗さん
香川県仲多度郡琴平町
鞍馬寺 鞍馬山魔王大僧正
京都市左京区鞍馬本町1074
江戸期は天狗の東西番付もあったようですが、現在では高尾山がトップでしょうね。観光地でミシュランの三つ星は、他にありません。
高尾山では廃仏毀釈の話しを聞くと、鳥居など撤去し翌日には神社らしさを一切消し去ったそうです。
神社にしようとした人々か押し寄せてくると、お寺であると押し通したそうです。
神社になった所で、以前の力を保持できたのは、そうは無かったと思います。
ひどい時代があったわけです。
当寺にお招きした妙見堂の秋葉権現様と金毘羅大権現
秋葉大権現
白狐に乗った秋葉様と飯縄権現、道了尊の違いが分かる人はいないでしょう。
興味のある方は、川副秀樹氏のブログに、くわしい説明があります。 そえじいの福々巡り 高尾山の歴史巡り リンク
金毘羅大権現
追記 2019/06/27
今井秀和・大東文化大学非常勤講師によると、平田篤胤の説では天狗は出家した僧侶が転じたものであると書かれているようです。
平安後期には、仏法を妨げる存在だったのが、中世になると山伏のような姿で描かれ、やがて仏法の守護者となったそうです。
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