川越別院に参拝したのは、数十年ぶりとなります。以前より遙かに充実した寺院となっていました。
川越別院は、石川照温師によって、廃寺となっていた本行院を成田山の別院として再興しています。
全国にある成田山別院で、最も古い歴史がある寺院です。
成田山新勝寺御貫主が各地の別院を兼務しており、成田山から派遣された僧侶が法務を担当しています。
御本尊を参拝後は、おびんずる様に手を合わせました。
アチコチ悪いところばかりですので、頭に触れたかったのですが、赤い帽子で触れません。
仕方がないので、お顔を触らせていただきました。
境内には多くの堂宇が建てられています。
まずは亀池に向かいました。成田山新勝寺にも亀池があったことを想い出します。
開山堂には「め」の絵馬が吊り下げてあります。
普通は薬師如来を祀る寺院や御堂にあるのですが、目が見えなくなった照温師が修行の結果、不動明王のお陰で見えるようになった故事にちなみ、この絵馬を下げる信者さんが多いのでしょう。
福寿殿には川越七福神の内、恵比寿天をお祀りしています。
本日の御本堂以外では、お稲荷様を参拝する方が一番多かったように思います。
大師堂には、弘法大師、興教大師、理源大師が祀られています。(大本山成田山新勝寺の大師堂も同じです。)
御堂前には大きな五鈷があり、私の前に参拝していた方はお線香を手向け、五鈷をなぜ、出て来る煙に手を添え、身体を撫でていました。
健康祈願をしていたのでしょう。
埼玉県川越市久保町9−2 地図link