菅谷寺(かんこくじ)は菅谷不動尊(すがたにふどうそん)として知られ、多くの参拝者が来られています。
開山は源頼朝の叔父である護念上人により文治元年(1185)の創建と伝えられ、平家の圧力から逃れ、比叡山無動寺の不動明王像の頭部のみを背負い、全国を行脚後に現在の地に開山されたと伝えられています。
吾妻鏡には鎌倉を訪れた護念上人が、源頼朝と会ったことが記されているようです。
現在は｢首だけ不動明王｣として知られ、秘仏となっていますので、ここに掲載するお姿も首から上の図のみなのでしょう。
御本堂のお前立ちである不動明王立像を通して祈念することになります。古くから眼病に功徳があると言われています。
菅谷寺 新潟県新発田市菅谷８６０ 地図link
