菅原道真公(天神さま)を祀る神社には、牛の像が奉納されているのを目にします。
大宰府において道真公がなくなり、遺体を載せた車を引く牛が、座り込んで動かなくなりました。道真公が動かなくなった場所を自分のお墓にしたいのだと、周りの人は思い、そこが墓地となりました。
また丑年生まれであったことも、全国の天神社に牛の像を奉納し祀るようになったわけです。
骨董屋さんに聞くと、かつてこの彫刻は、飯能市内の神社に納められていたようです。
彫刻の左下にこれを彫った「野﨑直延」の名が彫られています。市内稲荷町の久下稲荷神社の稲荷神像台座には、野﨑直延の名があるようです。
この彫刻は、ご本堂に掲げてあります。
当寺天神社の撫で牛です。祭礼の時のみ拝むことが出来ます。 平松天神社